杏仁オイルとは

杏仁オイル(アプリコットオイル)とは、杏子の種から得られた仁(杏仁)から絞り出されるオイルです。

若い人の肌にたくさん含まれているというパルミトレイン酸が豊富に含まれているのが特徴です。

ここでは、杏仁オイルの効果を実感するのに必要な期間、使い方についてまとめました。

パルミトレイン酸は別名「若さの脂肪酸」と呼ばれる、不飽和脂肪酸です。

オメガ7脂肪酸の一種で、クジラ、牛肉、鶏肉、アユ、アンコウなどに含まれていて、植物ではマカダミアナッツオイルやオリーブ油に含まれています。

パルミトレイン酸は元々体内に存在し、肝臓や脂肪組織で合成されています。

最近の研究で脂肪代謝や炎症、老化防止などに効果があることが明かになっています。

加齢とともに減少して行くことも確認されています。

杏仁オイルにはこの他にも、4種類の高級脂肪酸が豊富に含まれています。

  • オレイン酸:過酸化皮脂の予防
  • リノール酸:角質細胞間脂質の主成分であるセラミドの構成成分。皮膚の乾燥、皮膚の老化、角化症などを防ぐエモリエント効果があります。
  • ステアリン酸:動物、植物油に多く含まれる飽和脂肪酸。滑らかな使用感を高め皮脂分の補油効果があります。
  • パルミチン酸:飽和脂肪酸、紫外線から肌を防御してくれます。

杏仁オイルの効果

杏仁オイルにはどのような効果があるのでしょうか?

イボ取り効果

数ある植物オイルの中で、杏仁オイルが注目されるようになった最大の理由は「イボ取り」への効果が期待できるためです。

杏仁オイルがイボ取りに優れているわけは、角化症を防ぐリノール酸が含まれているためです。

ほかの植物オイルと違いがないようにも思えますが、スキンケアとして人気のオリーブオイルには、リノール酸が約10~15%であるのに対し、杏仁オイルの含有量は約30%と高いため、植物オイルの中でもイボ取りへの効果が高いと言えます。

イボ取りに杏仁オイルを塗るのは、民間療法の1つです。

効果を疑問視する人もいますが、イボの種類によっては、効果を実感する人が多いのも事実です。

イボには肌の老化による角化症のイボ、ウイルス性のイボ、悪性腫瘍(ガン)によるイボがあります。

ウイルス性、悪性腫瘍のイボの場合は、適切な治療が必要ですが、老化による皮膚の乾燥、代謝の低下が原因となったイボである場合は、杏仁オイルによる効果が期待できます。

ただし、皮膚にできたイボがウイルス性、悪性腫瘍であるかの判断が難しい場合は、必ず皮膚科で検査を受けるようにしてください。

シミ改善効果

杏仁オイルは、肌の新陳代謝を促して肌のキメを細かくし、美肌になる効果が期待できます。

シミやソバカスを目立たなくする美白作用があります。

また、美肌には欠かせない栄養といわれる脂肪酸の他にも、ビタミン・ミネラルが含まれていて、中でも食品からは摂取しにくいビタミンB群がたっぷり入っているので、美肌効果に期待が持てるのです。

紫外線予防効果

杏仁オイルには、紫外線が皮膚を酸化させるのを防ぐ効果もあります。

化粧下地として、薄く顔に伸ばしておくだけで、年齢とともに減少していく皮膚膜の代わりになり、強い日差しからお肌を守ってくれます。

杏仁オイルの使い方

杏仁オイルは、植物オイルの中では最も刺激が少ないオイルとも言われています。

デリケートな部位にも使えるため、顔、腕、脚など、全身のスキンケアのお手入れに使用できます。

手のひらに杏仁オイルを1~3滴ほど取り、マッサージをするように肌に伸ばしていきます。

少しずつ肌に塗るようにし、薄く均一に伸ばしていくのがコツです。

1本のオイルで、ハンドケア、ボディケア、フェイスケアと幅広く使えるので、重宝します。

お風呂上りに直接オイルを付けてもOK、さらに潤いを高めたい人は化粧水の後にオイルを塗るのがおすすめです。

化粧水を使用してからオイルを与えると保湿力がアップします。

杏仁オイルの使用感

杏仁オイルは、無色透明なオイルで気になるニオイもありません。

さらっとしたテクスチャーで、オリーブオイルと比べるとベタつきが少なく、スキンケアに使用するとサラサラ&スベスベの肌に仕上げてくれます。

ヘアケアに使用しても重たすぎず、オイルのニオイが髪の毛につく事もありません。

杏仁オイルのイボへの効果と期間

杏仁オイルのイボへの効果ですが、2週間使い続けた結果、顔に出来ていた稗粒腫(はいりゅうしゅ)が取れたという口コミがあります。

目の周りに出来やすい白いツブツブの稗粒腫は、肌老化によるものです。

イボの種類によっては、杏仁オイルの効果を期待することはできませんが、老化による皮膚の乾燥、代謝の低下が原因となったイボであれば、杏仁オイルで取ることが可能です。

ぜひ試してみてください。