風邪を早く治すのにポカリスエットがいいって言うのを聞いたことがあるのですが本当でしょうか?

ここでは、ポカリの成分や効果などを調べて、風邪を早く治すのに有効なのかどうか?調査しました。

ポカリスエットの成分

100mlあたりの栄養成分

エネルギー:25kcal / タンパク質・脂質:0g / 炭水化物:6.2g / ナトリウム:49mg / カリウム:20mg / カルシウム:2mg マグネシウム:0.6mg

 

原材料

砂糖、果糖ぶどう糖液糖、果汁、食塩、酸味料、香料、塩化K、乳酸Ca、調味料(アミノ酸)、塩化Mg、酸化防止剤(ビタミンC)

 

ポカリスエットは点滴とほぼ同じ成分

ポカリスエットは大塚製薬が「飲む点滴」というコンセプトで開発した清涼飲料水です。

点滴と似た成分になっているんですね。

風邪などで体温が上がると、汗が出て身体の水分が失われます。水分補給に通常の水を飲むことも大切なのですが、体液の成分に近い点滴やポカリスエットは、水よりも吸収されやすいという特徴があります。

風邪をひいたときには、できるだけ体力を使わず、安静にしたいもの。

固形物を摂ると、消化にエネルギーを使ってしまいますが、ポカリスエットのように液体であれば内臓の負担が少なくてすみます。

風邪のときに、ポカリスエットを飲むというのは、エネルギー補給だけでなく、無駄な消化のエネルギーを使わないというメリットもあるのです。

ポカリスエットの効果

ポカリスエットは発汗などによって失われた水分と電解質を速やかに補い、乾いた体に水分を補給する清涼飲料水です。

ポカリスエット100mlに含まれる栄養は、エネルギー26kcal・炭水化物6.7g・ナトリウム49mg・カリウム20mg・カルシウム2mg・マグネシウム0.6gmgで、この栄養素は点滴に使われる生理食塩水と同じ成分です。

人間の体液に近い組成と浸透圧の生理食塩水は、発汗などによって失われた水分を補給するのに水よりも効率的です。

点滴と同じ成分なので風邪や下痢などで脱水した時や、食欲がない時などの栄養補給と水分補給に役立ちます。

風邪を早く治すためには、冷えたポカリスエットより、温めたポカリスエットを飲むほうが効果的です。

高熱の時には冷たい飲み物が美味しく感じますが、温めて飲む方が体内への吸収の早く、体も温まり発熱で弱った体に栄養を効率良く補給することができるのです。

私が風邪を引いたときにホットポカリを飲んだ時の、個人的な感想は、常温のポカリよりも、温めたポカリのほうが、水分代謝が促進されて、早く熱が下がったような気がしました。

また、内臓が温まるからなのか、悪寒が軽くなります。

ポカリスエットを飲むときに気を付けること

ポカリスエットが点滴と似た成分で、風邪を早く治すのに効果的とはいえ、糖質がたくさん含まれているので、飲みすぎによるペットボトル症候群には注意が必要です。

ペットボトル症候群とは

水分補給を目的として大量に清涼飲料水を繰り返し飲むことで起こる『急性糖尿病』です。

清涼飲料水やスポーツドリンクの多くは飲みやすくするために多くの糖質が含まれます。

一度に大量に飲むことで血糖値が上昇(高血糖)し、それにより喉が渇いてさらに飲むという悪循環を繰り返す状態です。

どのような症状が起こるかというと、

  • 喉が渇きやすくなり、飲み物をたくさん飲む
  • トイレに行く回数が増える
  • 身体がだるい、ボーっとする
  • 食べても満腹感が得られない、体重の急激な減少
  • 肩こり
  • 腹痛
  • 嘔吐、下痢
  • 重症になると意識障害

ペットボトル症候群は、清涼飲料水を好んで飲む習慣のある10代から30代の肥満傾向の男性に多いとされてきましたが、最近では40代から50代にも増えています。

ポカリスエット500ml中には3gのスティックシュガーで換算すると10本分の糖質が含まれます。

ペットボトル症候群にならないために

ポカリスエットを飲むときには、2~3倍に希釈して飲むようにしてもいいでしょう。

コップに小分けして一気に飲まないような工夫も必要です。

そして冷やしすぎないこと。冷やしすぎると甘さを感じにくくなり飲む量が増える傾向があります。

風邪のときは、さきほども書いたように温めて飲むのがおすすめです。